東広島市の歯科 川口歯科医院
お問い合わせ
082-422-2039

〒739-0015 東広島市西条栄町1-4-201

診療案内

診療方針

『患者様のご要望を第一に』 そして
『患者様の笑顔のために全力を尽くします』

近年の歯科治療は、めまぐるしく発展しております。優れた機材、優れた材料、優れた薬、新しい考え方の治療法など、歯科治療は日に日に進歩してきています。
その中で化学的根拠に基いて機材や材料を選び、セミナーやスタディーグループで新しい考え方を勉強し、研鑽を積んできました。それを、日々歯科治療に取り入れて患者様に提供できるように、そして治療のクオリティーを上げられるように努力しております。
虫歯や歯周病などで失われた機能をどのように回復するか、また失われた審美をどのように回復するのか、と言ったことを患者様と相談しながら、治療を進めていきたいと思います。
咬み合わせの治療も行っております。歯ぎしり、食いしばりなどで歯が磨耗して咬み合わせが悪くなってきているところを調整したりして、体のバランスをよくしていきます。

  • 当院では、火曜日と水曜日に老人施設への訪問診療を行っています。
  • 当院には、手話が出来る従業員がおり、聴覚障害の方の診療が可能です。
    ※水曜日と木曜日の午前中はおりません。御了承ください。
川口歯科医院のこだわり
  • きちんと説明し
    理解してもらうこと
  • 治療が丁寧であること
  • 痛くない治療であること
  • 医院内が清潔であること
  • 優しい笑顔で
    お迎えすること
  • 以上を心がけています。

感染予防対策

2020年3月より新型コロナウイルスによる感染症が世界中で猛威を振るっています。そして、次々と新種株による感染症も出現しております。
歯科界では、このような事態になる以前より、感染予防強化ということで施設基準のハードルを上げていました。
当院もコロナ禍になる以前より、施設基準に沿った感染予防強化に努めていました。そしてこれからもさらに感染予防に重点を置いて診療を行っていこうと思っております。

□ 感染予防項目

  • 受付での手指消毒
  • 受付での検温・アンケート
  • 空気清浄機・ウイルス除去装置の設置
  • 術者のフェイスシールド・マスク・ゴーグルの着用
  • 歯科衛生士・歯科助手のフェイスシールド・マスク・ゴーグルの着用
  • 診療中の口腔外バキュームの使用
  • 器機の滅菌消毒・エアタービン専用の滅菌器の使用
  • 機器の消毒用のミスト噴霧器
  • 滅菌庫の使用
    など
口腔外バキューム

口腔外バキューム

一般歯科

早期発見と早期治療がポイント

虫歯の治療は、早期発見・早期治療が大事です。『歯が痛い』『歯がしみる』と感じたら虫歯になっている可能性が高いので歯科医院に受診しましょう。
虫歯を放っておくと、どんどん進行していきます。最悪の場合歯を失うこともあります。早期治療をして健康を維持しましょう。お口の健康は、体の健康の入り口です。川口歯科医院へご相談ください。

進行状態

虫歯の治療

  • 虫歯が小さい場合 : コンポジットレジン充填(白い樹脂を固める)
  • 虫歯が大きい場合 : インレー修復

□ インレー修復の種類

保険診療 保険診療 パラジウム合金のインレー
(銀色の詰め物)
自費診療 自費診療 ポーセレンインレー(白い詰め物)
40,000円(税別)

ハイブリッドインレー(白い詰め物)
35,000円(税別)

ポーセレン:陶材 / ハイブリッド:陶材とレジン樹脂の混合
虫歯が神経にまで達している場合は、根管治療に移行します。

歯科用CT

正確な診断と安全安心な治療のために

従来のレントゲンでは、2次元での診断しかできなかったが、この歯科用CTで撮影することによって、3次元の立体画像で診断することが出来るのでより正確な診断ができると言えます。
また、アナログレントゲンよりもデジタルレントゲンの放射線被ばく量は4分の1から10分の1になることから、体への影響が軽減します。



見えなかった部分が見え、解らなかったことが解る

今までのアナログレントゲンでは2次元なので、歯の近遠心平面しか見ることが出来ませんでした。3次元の歯科用CTでは頬舌平面で見ることが出来るので、今まで見ることが出来なかった根分岐部の病巣や根の破損などを見ることが出来るのでより正しく診断をすることができるようになりました。

歯周病治療

歯を支えている骨が吸収してしまう病気である歯周病は、検査時にプローブという器具で歯周ポケット(歯の歯茎の溝)に入れて、骨の吸収している部分を手探りで見つけてきました。 CT撮影では三次元的に骨の吸収している所が画像で解るので、より正確に診断することが出来ます。ですので、歯周病が進行している患者様には有効であると言えます。

RF歯科CT

RF歯科CT

小児歯科

正しい磨き方から教えます

お子様は、自分では上手く歯を磨くことが出来ません。ですから、親御様が正しい知識と、虫歯を作らないという意識が必要となります。子供の頃からの歯磨きの習慣が、思春期から大人になるまでの習慣になりますので、しっかりとスタッフと一緒に歯磨きを学んで行きましょう。

□ フッ素塗布

定期検診時にクリーニングを行い、フッ素を歯面に塗り虫歯になりにくい歯質を造ります。(決められた用量・用法を守り使用する限り安全性は確保されていると考えております。)

フッ素塗布
□ シーラント

お子様の歯は、溝が深く、食べ物が詰まりやすいので、その溝を歯科用のプラスチックで埋めて、食べ物の詰まりを防ぎます。そうすることにより、虫歯の原因の食べ物が詰まらなくなり、虫歯になりにくくします。

シーラント

根管治療

虫歯が歯の神経にまで達してしまったら

根管治療とは、歯の神経の管をきれいにする治療です。虫歯がかなり進行した状態で歯の中の神経が死んでしまっている、又は神経が感染していると歯茎がズキズキ痛いといった様な症状があります。その歯を残すためには、根管治療をする必要があります。

根管治療の流れ

根管治療の流れ

虫歯が進んで神経を取らないといけない場合と、以前に根管治療を行ったが根管内に残った細菌が繁殖し根の先に病変が出来て痛くなった場合とかがあります。どちらも、根管内を消毒し拡大形成を行い、最終的な薬を充填し、再発を防ぐようしっかり治療を行います。

歯周病治療

歯茎の健康は、身体の健康

歯周病とは、歯肉炎が進行した状態です。
歯肉炎とは、歯と歯茎の境目にある歯周ポケットにプラーク(歯垢)が停滞して3日間が経つと、結合上皮という結合の弱い処から、歯周組織の細胞に細菌が侵入し毒素を出します。そして歯肉が炎症を起こし歯茎が腫れてきます。この状態を歯肉炎と言います。
そして、歯肉炎を放置しておきますと炎症が歯周組織に波及して行き、歯を支えている歯槽骨と歯との間にある歯根膜の繊維を切断して行きます。それが歯周病の始まりです。
そして、軽い歯周病を放置しておくと、歯を支えている歯槽骨が退縮して行き歯がグラグラになってしまいます。 それと、歯周病は口の中だけの病気だと思われていましたが、お口の中だけでなく全身の健康にもふかく関わっていることが近年明らかになってきました。
例えば、心疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎、脳卒中、認知症、早期低体重児出産、などが歯周病と関連があると言われています。

  • 健康な状態 健康な状態

    歯と歯ぐきの間には1〜2mm程度の隙間があります。

  • 歯周病(軽度) 歯周病(軽度)

    歯ぐきの炎症がひどくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入。歯槽骨や歯根膜も破壊されはじめます。

  • 歯周病(中度) 歯周病(中度)

    炎症がさらに拡大し、歯槽骨も半分近くまで破壊が進み、歯がぐらつき始めます。

  • 歯周病 歯周病

    重度歯槽骨が半分以上破壊され、歯はぐらぐらになります。

治療法

歯周病予防、そして歯周病治療には、プラークコントロールが大事になってきます。
中程度以上の歯周病は下記の2つの方法で治療していきます。

□ プラークコントロール

プラークコントロールとは、歯磨きでプラークを除去することです。歯磨きの仕方は、患者様それぞれ違ってきます。歯ブラシやデンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシを使って歯と歯の間のプラークを取ることが大事になってきます。本院では患者様にあった歯ブラシや補助的清掃具をお教えしております。

プラークコントロール

当院おすすめ
3ステップケア

  • 歯ブラシ 歯ブラシ
  • 歯間ブラシ フロス・タフトブラシ 歯間ブラシ
    フロス・タフトブラシ
  • 洗口剤 洗口剤

歯ブラシ、歯間ブラシ・フロス・タフトブラシ、洗口剤。この3つのアイテムを使って歯磨きを行う事を『3ステップケア』と言います。歯茎の健康な人の割合が、歯ブラシだけしか使わなかった人と『3ステップケア』を行った人を比べると、『3ステップケア』を行った人の方が、どの年代においても2倍前後高いというデータもあります。
まずは、プラークコントロールをしっかり行い、歯垢の磨き残しの割合(PCR)が20パーセント以下になるようブラッシングをお教えしております。

根面デブライオメント

□ 根面デブライオメント

『根面デブライオメント』とは、歯周ポケット内の根面に付いているプラークや歯石や感染したセメント質を除去する事です。当院では、歯科用多目的超音波治療器などを用いての根面デブライオメントを行っております。

レーザー治療

当院では、CO2レーザー「ヨシダオペレーザーPRO」を導入しています。
ヨシダオペレーザーPROは、細かな調整が自在に行えるため効率的に治療ができるシステムが特徴で、蒸散・切開・止血などの多岐にわたる治療に適応可能です。
症例によっては、麻酔なしで照射することが出来ます。

ヨシダオペレーザー PRO

ヨシダオペレーザー PRO

  • 歯周病

    炎症を起こした部分にレーザーを照射することで、炎症を抑えることが出来ます。ただし事前に歯周病検査をして歯石除去やクリーニングを行う必要があります。

  • 虫歯

    虫歯の深さによりますが、ごく初期の虫歯でしたら、レーザーを照射して削ることなく治療できます。

  • 歯茎の黒ずみ

    歯茎の黒ずんだ部分にレーザーを照射することで、ピーリング効果を得ることが出来ます。

  • 口内炎

    患部にレーザーを照射することで、炎症を治し痛みを軽くすることが出来ます。

  • 知覚過敏

    歯茎が下がり、冷たいものがしみるような症状の時に、フッ素を塗布しレーザーを照射することで神経の過敏な状態を鎮静することが出来ます。

  • その他

    歯肉や腫瘍の切除などの外科処置
    義歯の不適合で出来た傷の治療

審美歯科

魅力的な表情は、美しい歯から

定期検診時に、検査、ブラッシング指導をさせていただき、歯面についている着色やタバコのヤニなどをエアフローでとります。それでも、歯の着色が気になる方は、歯のホワイトニングをお勧めします。

□ ホワイトニング

ホームホワイトニング

ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
オフィスホワイトニングは、診療室で行うホワイトニングで、ホームホワイトニングとは、ご自宅で行うホワイトニングです。

先ずホワイトニングを行う前には、診察・検査を行い、患者様と話し合って、虫歯や歯周病があれば処置を行い、処置が終わってから、ホワイトニングに移行します。

ホワイトニングの流れ 診察・検査→話し合い→前処置→【オフィスホワイトニング ・ ホームホワイトニング】

□ オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、診療室で行うホワイトニングです。ホワイトニング剤を歯面に塗って、光を照射することにより漂白を促進します。その日の内にホワイトニング効果が期待できます。
(診察してから虫歯や歯周病が無いかを確認してから行いますので、その日の内にできない方もいらっしゃいます。)
当院で行うオフィスホワイトニングは、(株)GCのティオン オフィスを使って行います。
このティオン オフィスは新技術「可視光応答型光触媒V-CAT」の応用により比較的低い濃度の過酸化水素を用い低刺激性でありながら、高いホワイトニング効果が得られる所が特徴です。

オフィスホワイトニングの流れ(所要時間約60分)

上下前歯 : 27,000円
片顎・部分: 20,000円

□ ホームホワイトニング

患者様がご自宅で行うホワイトニングです。患者様の歯列に合ったマウストレーを作り、そのマウストレーにホワイトニング剤を入れて、歯科医師の指示に従って自宅で行う方法です。
当院で行うホームホワイトニングは、(株)GCのティオン ホームプラチナムを使って行います。
このティオン ホームプラチナムはジェルの性状や有効成分放出スピードを改良して、従来製品より高いホワイトニング効果が得られることが特徴です。

ホームホワイトニングの流れ

上下顎 : 29,000円(税別)
上顎  : 25,000円(税別)

咬み合わせの治療

歯周病、虫歯、そして肩こりの原因にも

最近、虫歯ではないのに『歯がしみる』と言われる患者様が多くいらっしゃいます。そのほとんどの方の原因は、咬み合わせや、歯ぎしりや、食いしばりだと考えています。『歯がしみる』だけでなく『歯周病』や『虫歯』も『咬み合わせ』がリテンションファクター(増悪因子)の一つであると考えます。
歯周病は、原因はプラークなのですが咬み合わせが悪いと歯がゆらされて動揺が出てきてしまいます。
また、歯周病で揺らされた歯は、歯茎が退縮し、根面う蝕になったりします。歯周病での歯の動揺や虫歯を防ぐには、『咬む力のコントロール』と『細菌のコントロール』が必要となっていきます。
そしてまた、咬み合わせが悪いと顎関節痛や首が痛かったり肩がこったりという症状が出てします。
したがって、人間にとって、咬み合わせは非常に大事だと考えます。歯科治療で咬み合わせを悪くさせないために、咬むべきところで噛めるよう気を付けながら治療していきます。
そして当院では、顎関節症や歯がしみるといった症状が出ている患者様には、レントゲンや、口腔内写真や、上下の顎模型などの資料をお採りさせていただいて、診断をして、咬合調整や体のバランスなどを診たりしながら治療を行っていきます。

義歯について

義歯(入れ歯)とは、歯が欠損したところに入れるもののことです。

義歯の作成工程 義歯の作成工程 義歯の種類

□ 総義歯と部分義歯

総義歯と部分義歯

□ 保険適応の義歯

保険適応の義歯

□ ノンクラスプ義歯

ノンクラスプ義歯は、金属のバネが無い、柔軟性のある特殊素材の入れ歯です。
保険診療の部分入れ歯では、入れ歯を固定するために金属のバネがあるのですが、このバネを歯のアンダーカットに掛けて、入れ歯を維持します。
保険の範囲では、このバネが金属性のものしか適応ではないので、バネを掛ける歯が前歯だと金属製のバネが見えてしまい、審美性を損ないます。
ノンクラスプ義歯は、柔軟性のある特殊素材を使用した義歯です。ですから金属のバネがありません。金属のバネが前歯に掛けないといけない症例でも審美性を損ないません。
ノンクラスプ義歯は、バネを掛ける歯に柔軟性のある義歯のアーム部が歯のアンダーカットに掛かり義歯を維持します。

メリット
  • 見た目が良い
  • 薄くて軽くフィット感が良い
  • 食べかすが詰まりにくい
  • 金属アレルギーの方でも安心
  • 割れにくい
デメリット
  • 保健適応外
  • 修理が難しい

98,000円~180,000円(税別)

当院でノンクラスプ義歯を入れられた患者様には、好評をいただいております。
保険の部分入れ歯でお困りの方は、是非お勧めいたします。

ノンクラスプ義歯

保険適用義歯

ノンクラスプ義歯

□ 金属床義歯

床の部分が金属で出来ており、薄くて強度がある。
金属なので熱を伝える。熱いものを食べた時熱いとわかる。
180,000円(税別)

金属床義歯

□ シリコン床義歯

粘膜に当たる部分が、シリコンゴムで出来ていて、軟膜に傷をつけにくい。
100,000円(税別)

シリコン床義歯

冠の治療

□ 冠の種類

冠の治療

□ 冠

冠

□ 保険適応金属冠と保険適応CADCAM冠

保険適応金属冠と保険適応CADCAM冠

□ ブリッジ

歯の無くなったところに、歯を入れる治療です。
歯の無くなったところの前後の歯を削り、連結した冠を入れる治療です。

ブリッジ
歯周病と全身のかかわり

歯周病は、お口の中の病気と単純にとらえるのがかつては一般的な考え方でした。しかし最近では歯や口だけではなく、全身の健康に深く関わっていることが明らかになってきています。
逆に全身状態が、口の中の健康に大きく影響することも報告されています。
今回は歯周病と関連があるとされている5つの症状についてご説明したいと思います。

このように歯周病によって誘発される病気があることを知っていただき、そうならないように歯磨きをしっかりしていただきたいと思います。