東広島市の歯科 川口歯科医院
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骨粗しょう症について part3

2020年3月16日 月曜日

骨粗しょう症とは、骨の中のカルシウムの量が減り骨折しやすくなる病気です。

前回、予防に大切なのは食事・運動とお話ししました。今回は、骨粗しょう症のお薬についてです。

骨粗しょう症のお薬には、その主な作用によって、体内のカルシウムの量を増やす薬・骨の形成を促進する薬・骨の溶解を抑制する薬に分けられます。

種類は、様々な種類のお薬があり、それぞれ効果や服用方法、剤形などが異なります。

服用方法は、効果や副作用の事を考えて決められています。服用方法を守って正しく服用することが大切です。

自分の判断でお薬をやめてしまうと、せっかくのお薬の効果が得られません。必ず、服用方法を守りましょう。

どれくらいお薬を続けるかは、患者様の状態やお薬の種類によっても違います。

お薬の中には使用する期間が決められているものもありますが、骨粗しょう症の治療は長期間続けることが大切です。

続けることで、骨粗しょう症による骨折のリスクを低下させることができます。

最後に、日常生活で気をつけて頂きたいことです。

家の中を整えて、転びにくい家の中にしてみて下さい。

例えば、立ち上がったり座ったりする、お風呂場やお手洗いには手すりを。

階段にも手すりがあるといいですね。足元を照らしてくれるライトや、一段、一段に滑り止めがついていると安心ですね。

スロープで段差を解消し、じゅうたんのへりに足を引っ掛けてしまわないよう、ヘリを固定しておくと良いです。

電気コードも同じく固定をしましょう。歩くところに物を転がしておくとそれにつまずいてしまうこともあるので、整理しておくことが大切ですね。

出かけるときは、動きやすい服装で。裾が長い物や、ひらひらとした物は、踏んでしまう恐れがあります。

靴は、サイズのあった歩きやすい物で。段差にはご注意くださいね。

 

以上で骨粗しょう症についてのお話を終わりにさせていただきます。