東広島市の歯科 川口歯科医院
お問い合わせ
082-422-2039

〒739-0015 東広島市西条栄町1-4-201

2020年11月の記事
「食べる事と寝る事」

2020年11月24日 火曜日

こんにちは。11月も半ばになりましたね。

芋が大好きな私は、甘さがどんどん増してきているさつまいもを焼き芋にしてもらい、ほぼ毎日食べています(笑)

ラジオ体操を始めて(ほんの数日前からですが)、良く眠れるようになった気がします。

 

私たちの生活にとって、食べる事と寝る事はとても大切なもので、どちらも欠けると困りますよね!

最近では、睡眠時間と高齢者の歯の残存本数が関係すると報告されているそうです。

歯を失う主な原因は、虫歯や歯周病。

特に歯周病は、日本人の8割がかかっていると言われていて、抜歯の割合も高くなってきています。

歯がないと深く噛みこみすぎることが気道に影響して、呼吸を妨げてしまう可能性があると言われています。

 

理想の睡眠時間は、6~7時間。

過不足睡眠が続くと、生活習慣病やうつ病など体や心に影響してしまうことも……

 

そして、就寝前の飲食に要注意‼

寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、虫歯が進行しやすくなります。

 

歯の本数は体の健康にもつながります。

より多くの歯を健康に保てるように、定期メンテナンスに是非お越しくださいね!

 

お口のための健口体操

2020年11月10日 火曜日

11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。空気も乾燥し、風邪をひきやすい季節です。引き続き手洗い・うがい・マスク着用をし、元気に過ごしたいですね。

今日はお口のための簡単なリハビリ運動を紹介します。

こんなお悩みはありませんか?

◦唾液が出にくくなった

◦飲み込むときにむせやすい

◦口の中に食べかすが残る

◦言葉がはっきりと喋れない

◦口角が下がってきた

これらは、口の周りの筋肉が衰えてくることで起きてしまいます。食べることはもちろん、話したり、飲み込んだりするために必要な筋肉です。筋肉は動かすほどリハビリになり改善されます。

健口体操でお口の周りの筋肉を動かしましょう!

食事の前に行うとより効果的です。食前に行うことで、唾液が出て飲み込みやすくなり、誤嚥を防ぎます。

~~健口体操~~

①口をすぼめて深呼吸。ゆっくりと3回繰り返します。できれば鼻から呼吸します。

②首の運動。首を前後・左右に倒します。ゆっくりと大きく、回します。3回繰り返します。

③肩運動。首をすぼめるようにして肩を上げてから、スッと力を抜く感じで下げます。次に力を抜いて上体を左右に倒しましょう。3回繰り返します。

④唾液腺マッサージ。(耳下腺)人差し指から、小指までを頬にあてて、後ろから前に向かって回します。5回。

⑤唾液腺マッサージ。(顎下腺、舌下腺)親指を顎の下の内側の柔らかい部分に当て、耳の下から顎の先の方までゆっくりとグ-っと押していきます。5回。

⑥頬・唇の運動。唇を閉じて、頬を膨らませたり緩めたりします。次に、唇を閉じたまま突き出し、上下左右に動かしたり、引き締めたりします。

⑦嚙み嚙み運動。カチカチと段々強く噛んでいきます。口をゆっくりと開閉します。10回。

⑧舌の運動。口を大きく開け、舌を突き出して上下左右に動かします。口の中で、頬や唇の裏、歯をなめ回します。

⑨嚥下運動。呼吸を整えてから、口を閉じて、唾液を3回ごっくんと飲み込みます。

⑩発声練習。パパパ。タタタ。カカカ。ラララ。パタパタ。カラカラ。と歯切れよく大きな声で発声します。3回。

⑪顔のパッティング。顔を優しくパッティングします。

⑫最後に、口をすぼめて深呼吸。ゆっくりと3回繰り返します。できれば鼻から呼吸します。

以上が健口体操の流れになります。

毎日、継続して行うことが大切です。食事の前の準備体操として楽しみながら行ってみてください。

楽しい食事、会話、笑顔のために今日から健口体操を始めてみてください!