東広島市の歯科 川口歯科医院
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2020年2月の記事
骨粗しょう症について part2

2020年2月18日 火曜日

骨粗しょう症とは、骨の中のカルシウムの量が減り骨折しやすくなる病気です。

○予防に大切なことは

食事に加えて運動です。転倒を予防するための生活環境の改善も大切です。

○どんな食事がいいの

骨にとって一番大切な栄養素は、カルシウムです。

その他に、ビタミンD、ビタミンK、タンパク質も大切です。積極的にとりましょう。

・カルシウムが多く含まれている食品

牛乳、チーズ、木綿豆腐、厚揚げ、納豆、いわし、小松菜、チンゲン菜などです。

一日700~800㎎を目安に。

なかなかたくさん量を取りにくい方には、スキムミルクがおすすめです。

シチューに混ぜたり、フライの衣に混ぜてお使いになってみてください。

コーヒー紅茶に混ぜて頂いても良いです。一日大匙3杯半が目安量です。

 

・ビタミンD カルシウムの吸収をよくします。

鮭、干し椎茸、卵黄

ビタミンDは、日光を浴びると皮膚でつくられます。天気の良い日は外に出て体を動かしましょう。

・ビタミンK カルシウムの取り込みを促す。

小松菜、ほうれん草、納豆、海藻類

これらを積極的に摂取しましょう。

過剰摂取を避けた方が良い食品の例としては、炭酸飲料、塩、アルコールです。

 

○どんな運動がいいの

骨に適度な刺激を与えて、強い骨を作る運動をします。また、骨を支える筋肉を鍛えたりバランス感覚を高める運動がいいです。

例えば、ウオーキング、スクワット運動、背筋運動、片足上げ運動などが役立ちます。

自分の体の状態に合わせて無理をせずに行って下さい。治療を受けておられる方は医師に相談してください。

 

予防の基本は食事、運動、お薬です。

次回はお薬についてお話しします。

それではまた。