東広島市の歯科 川口歯科医院
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2020年12月の記事
お正月休み

2020年12月30日 水曜日

皆様、こんにちは。川口歯科医院の川口です。

年末年始の休診日は、

令和2年12月30日~令和3年1月3日です。

今年は、大変な年でした。

皆様も、大変な年であったのではないでしょうか。

来年は、良い年になります様に祈願しまして

今年最後のブログとさせて頂きたいと思います。

今年1年間、有難うございました。

来年もよろしくお願い致します。

 

引き続き予防を

2020年12月25日 金曜日

メリークリスマス☆

今年は、お家で過ごされる方が多いと思います。

ガラッと変化した環境ですが、みなさまにとって素敵なクリスマスになりますように‼

 

新型コロナウイルス感染者数が全国でさらに増えてきています。

歯科に来院される患者様にも入口での手指の消毒・マスク着用のご協力を頂いております。

本当にありがとうございます!

 

ウイルスに感染しない為はもちろん、自分が持っているかもしれない『うつさない!!』為と

予防対策をしている方も増えてきていると感じます。

当スタッフもしっかりと予防対策をしていきます。

 

年末年始も元気で過ごせるよう歯の健康も維持していきましょう。

痛くなってからでは治療日数も長くなることもあるので、痛くなる前にぜひ定期検診にお越しくださいね‼

口腔乾燥症(ドライマウス)について

2020年12月11日 金曜日

 

 

口腔乾燥症(ドライマウス)とは、様々な原因で唾液の分泌量が低下し口の中が異常に乾燥している状態をいいます。

唾液には、自浄作用、消化作用、抗菌作用、粘膜保護作用があり、口の中を守る大切な役割があります。

唾液の量が低下してしまうと、口が乾く、ねばねばする、しゃべりにくい、飲み込みにくい、味覚がおかしい、口の中や舌が痛い、ひりひりとした痛み、入れ歯が入れにくいなどといった症状が出てきます。

原因として、糖尿病や甲状腺機能障害、シェ-グレン症候群などの疾患によるものがあります。

抗うつ剤や、抗不安薬、降圧剤などの薬の副作用もあります。

その他に、脱水、口呼吸、ストレスが挙げられます。

口呼吸をやめ、こまめに水分をとる、よく噛むこと、ストレスをなくすなど生活習慣を改善することで症状が軽くなる事があります。

唾液腺の刺激につながるよう噛む回数を増やしてみてください。果物や野菜は口の中の清掃作用のある食べ物なので摂り入れましょう。適度な運動や、歌をうたうこともストレス解消につながります。

前回紹介させて頂いた、健口体操を行って頂くと唾液の分泌を促します。唾液腺をマッサージする方法、舌や口腔周囲を鍛える方法を行ってみてください。ガムを噛むこともおススメです。

口腔ケア商品もございます。口の中を保湿する保湿ジェルや保湿スプレーを粘膜に塗布することで口の中が潤います。

リップクリームを唇に塗布し乾燥を防ぎましょう。

 

 

お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

顎関節について

2020年12月9日 水曜日

顎関節とは、外頭蓋底に位置する側頭骨下顎窩並びに関節結節が下顎骨関節突起の下顎頭との間に関節円板を介して構成する滑膜関節である。

下顎運動のため顎関節の基本的運動様式は、下関節腔における回転運動と、上関節腔における滑走運動である。

すなわち、顎関節は回転のみならず滑走も行える回転滑走関節であり、ヒトの体の中で顎関節以外にはこのような回転滑走関節は存在しない。

回転滑走関節であるからこそ、関節部の可動範囲が小さいにかかわらず、50~60㎜ほどの大開口を可能とする顎口腔系が成立しているのである。

そして、左右の顎関節によるこの回転と滑走の複合運動により、前方運動や側方運動などさまざまな下顎運動が円滑に営まれている。

つまり、顎関節は左右両側が下顎骨によってつながっており、一対をなす複関節として下顎を誘導している。

ヒトの体の中で、顎関節以外にはこのような複関節は存在せず、このような複関節の構造になっているために咀嚼運動のような極めて複雑で、しかも精巧な下顎運動を巧みに制御することが可能となっています。このことが逆に機能的咬合を構成する顎関節へ大きなストレスを加えることにもなっている。

例えば、歯科治療で補綴物を入れて、調整が不十分で当たってはいけない所で強く当たっていると、顎位が変わり、関節円板に強い力がかかり、前方に偏位して顎関節症を起こします。また、それを、放置しておくと下顎骨を支える筋肉が緊張して、頚椎にも影響を及ぼし、場合によっては、腰椎にも影響し腰や膝が痛くなったりします。

 

よって、歯科治療での補綴物を入れる時は細心の注意をしながら、咬合調整を行わないといけないと思っておりますし、適切な咬合が得られるよう我々歯科医師は知識と経験が必要だと思っています。

もし、原因不明な肩こりや腰痛や膝痛は、歯が原因かもしれません。

顎関節症や肩こりや腰痛の方がいらっしゃれば、出来る限りの治療を施します。

よろしくお願い致します。