最近、スマホを見ながらご飯を食べている人が増えていますよね。
食事を集中せずに、噛まずに食べるとあまり唾液が出てきません。
唾液がでると、、、
◦食べ物の味がよく分かる
◦脳の働きが良くなる
◦肥満を予防する
◦消化・吸収を助ける
◦虫歯予防になる
などの効果があります。
どうすれば唾液がいっぱい出やすいのかな?
①足を床につけてご飯を食べる
-安定してバランス良く、よく噛むことができる
②スマホやテレビを見ながらをやめる
-しっかり噛まずに食べると唾液がでにくい
③一口30回良く噛む
-噛みごたえのある食べ物(ごぼう・レンコン・海藻・きのこ)などを食事に加えることで良く噛むことができる
④水や、お茶で流し込まない
-しっかり噛まずに丸呑みしてしまうので、ごはんが口の中になくなってから飲みましょう
皆さんもあんまり噛んでなかったな~と思った方は、試してみて下さいね‼
歯と歯の間のケアには、歯間清掃用具を使うことをお勧めします。
歯間清掃用具とは、フロス・歯間ブラシ・ワンタフトブラシのことをいいます。
今回は歯間清掃用具ついてお話しします。
虫歯、歯周病の予防のためには、歯と歯の間のプラークを取ることが重要です。
歯と歯が接した面、狭い歯間のケアには、フロスを使います。
フロス初心者の方におススメなのがホルダー付のY字型のフロスです。ホルダー付なので奥歯へのアクセスが容易です。水洗いをすることで繰り返し使えます。糸が切れてきたら新しい物へ交換して下さい。
フロスに慣れている方は、手巻きタイプがおススメです。指に巻いて使うので、感覚が伝わり細かい作業ができます。一回一回切って使うので清潔に使えます。コストパフォーマンスも良いです。
フロスを使うことで、歯ブラシでは、除去できない歯と歯の間のプラークを除去することができます。歯の間からできる虫歯を予防することができます。
歯間部のケアには歯間ブラシを使います。
かぶせ物をしている歯の間、ブリッジの間など、歯との間が広い所のケアに使用します。歯間の大小に合わせて選ぶことができます。歯間ブラシを通す時は、歯と歯の間の歯肉を傷つけないように気をつけてください。
一日一回、使用してください。何もつけずに使ってもらえますが、ジェル状の歯磨剤をつけて使用するのがおススメです。ブラシが乱れて潰れてきたら新しいブラシに交換して下さい。プラークが落ちにくくなるだけでなく歯や歯肉を傷つける恐れがあります。
部分磨き用でワンタフトブラシを使います。
歯と歯の間や、奥歯の歯ブラシが届きにくいところ、歯並びが悪く凸凹しているところに使用します。磨き残しがちな部分に使用します。毛先が細く小さいので狭いところのケアに適しています。
歯を磨くときに使う歯ブラシに加え、歯間清掃用具を使っていただくことでプラーク除去率がアップします。より良いプラークコントロールを目指すために是非ともお使い下さい。
口腔状態、部位にあった歯間清掃用具を使うことが大切です。患者様にあった歯間清掃用具をお選び致しますので、お気軽にお申し付けください。使い方についてもお教えさせて頂きます。お口の健康を守るためにお手伝いさせて頂きたいと思います。