東広島市の歯科 川口歯科医院
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パタカラ体操

2021年11月2日 火曜日

皆さんこんにちは

歯科衛生士のsです。

今回は、誤嚥を防ぐための訓練の一つとしてパタカラ体操を紹介します。

パタカラ体操は、口、舌を鍛えることで食べる、飲み込む機能の向上を目的とします。

パ・タ・カ・ラを正しく発音することで筋肉を鍛えます。

まずは、パ!

食べ物をこぼさないよう、口を閉じるために働く筋肉を使います。

唇をしっかりと閉じて発音します。

タ!

食べ物を押しつぶして飲み込む時に働く筋肉を使います。

舌を上あごにくっつけて発音します。

カ!

飲み込む時に誤って気管に入らないように、喉の奥を閉じるために働く筋肉を使います。

喉の奥を使って発音します。

ラ!

食べ物を丸めるために働く筋肉を使います。

舌先を上の前歯の裏につけて発音します。

 

パタカラ体操を行うと、食べこぼしが減り、食べ物を押しつぶしたり丸めたりしやすくなり、気管に入るのを防ぐことができます。

 

当院には、お口の機能を評価する『健口くん』という測定器があります。

パタカを、それぞれ5秒間発声し何回言えたか測定します。

平均値に入っているかどうか測定してみてください!

 

口腔機能の向上ため、まずは自分の数値を知り、パタカラ体操を取り入れてみて下さい。