先日、テレビでやっていた番組で介護保険についての番組がありました。
内容は、介護が必要なのに介護サービスを受けていない人が3万8千人いる、とういものでした。
それは、全国の地域包括支援センターにアンケートした結果でわかったもので、この数は氷山の一角
なのだそうです。ですからもっと多いと予測できます。
利用しない人の理由は、人の世話になるのが嫌だという方、認知症で介護が必要か判断できない人、また経済的な
理由で利用できない人、とゆうのが主な理由です。
経済的な理由で利用できない人の中で、生活が苦しく介護保険料を支払えずに滞納していた人で、その家族が
養うこととなり滞納分を、借りてでも支払えば1割負担で利用できると思っていたら、滞納分を支払えるのは
過去2年間分までなのだそうです。ですからその方は、7年間滞納していたので2年間の滞納分を支払っても3割負
担なのだそうです。
昔は、家族が多くまた近所付き合いも盛んだったので、老人の単身や2人暮らしといった事は、
なかったのですが、これからはもっと単身の老人が増えて、孤独死などが増えてくると思います。
このように、介護保険が必要な人に必要な介護サービスが届いていない、今の介護保険では
救えない人がいるということが分かりました。
これからは、家族の介護から単身者の介護に焦点を合わせて行かないといけないと思います。
そのためには、各自治体の福祉を充実していかなければならないと思います。
そして、みんなが利用できる介護保険を目指してもらいたいです。
私も、皆さんも、いづれは老いていくのですから。