東広島市の歯科 川口歯科医院
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メタボリックシンドローム

2019年10月8日 火曜日

今回から、よくみみ耳にする病気のことについてです。まず最初は。

メタボです

食欲の秋!食べ物が美味しく、ついつい食べ過ぎてしまう。そんな季節がやってきました。

好きなものを好きなだけ食べていると・・・そう。メタボになってしまいます。

皆さんよく口に「メタボ」何のことかご存知ですか?

「メタボ」 正しくは、「メタボリックシンドローム」と言います。

 

脂質や糖質の多い食習慣、運動不足といった生活習慣を続けていると、徐々に内臓の周囲に脂肪(内臓脂肪)が蓄積されます。

過剰となった内臓脂肪からは炎症性物質などが放出されるようになり、その結果、インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなり血糖値が下がりにくくなる)

が引き起こされ血管の状態が悪くなります。

動脈硬化の危険因子となる、糖尿病や、脂質異常症、高血圧症などが起きやすくなります。

内蔵脂肪型肥満をきっかけに動脈硬化のリスクが相乗的に高まっている状態を、メタボリックシンドローム といいます。

 

・メタボリックシンドローム判断基準

①腹囲が男性85㎝以上

女性90㎝以上

血清脂質の中性脂肪 150㎎/dL以上

またはHⅮLコレステロール値が40㎎/dL未満、あるいはその両方

 

②収縮期血圧(上の血圧)130㎜Hg以上

拡張期血圧(下の血圧)85㎜Hg以上

 

③空腹時血糖値110㎎/dL以上

①~③のうち2項目以上に当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。

 

 

次回は、どんな症状?予防・改善策についてお話しします。