東広島市の歯科 川口歯科医院
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お口のための健口体操

2020年11月10日 火曜日

11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。空気も乾燥し、風邪をひきやすい季節です。引き続き手洗い・うがい・マスク着用をし、元気に過ごしたいですね。

今日はお口のための簡単なリハビリ運動を紹介します。

こんなお悩みはありませんか?

◦唾液が出にくくなった

◦飲み込むときにむせやすい

◦口の中に食べかすが残る

◦言葉がはっきりと喋れない

◦口角が下がってきた

これらは、口の周りの筋肉が衰えてくることで起きてしまいます。食べることはもちろん、話したり、飲み込んだりするために必要な筋肉です。筋肉は動かすほどリハビリになり改善されます。

健口体操でお口の周りの筋肉を動かしましょう!

食事の前に行うとより効果的です。食前に行うことで、唾液が出て飲み込みやすくなり、誤嚥を防ぎます。

~~健口体操~~

①口をすぼめて深呼吸。ゆっくりと3回繰り返します。できれば鼻から呼吸します。

②首の運動。首を前後・左右に倒します。ゆっくりと大きく、回します。3回繰り返します。

③肩運動。首をすぼめるようにして肩を上げてから、スッと力を抜く感じで下げます。次に力を抜いて上体を左右に倒しましょう。3回繰り返します。

④唾液腺マッサージ。(耳下腺)人差し指から、小指までを頬にあてて、後ろから前に向かって回します。5回。

⑤唾液腺マッサージ。(顎下腺、舌下腺)親指を顎の下の内側の柔らかい部分に当て、耳の下から顎の先の方までゆっくりとグ-っと押していきます。5回。

⑥頬・唇の運動。唇を閉じて、頬を膨らませたり緩めたりします。次に、唇を閉じたまま突き出し、上下左右に動かしたり、引き締めたりします。

⑦嚙み嚙み運動。カチカチと段々強く噛んでいきます。口をゆっくりと開閉します。10回。

⑧舌の運動。口を大きく開け、舌を突き出して上下左右に動かします。口の中で、頬や唇の裏、歯をなめ回します。

⑨嚥下運動。呼吸を整えてから、口を閉じて、唾液を3回ごっくんと飲み込みます。

⑩発声練習。パパパ。タタタ。カカカ。ラララ。パタパタ。カラカラ。と歯切れよく大きな声で発声します。3回。

⑪顔のパッティング。顔を優しくパッティングします。

⑫最後に、口をすぼめて深呼吸。ゆっくりと3回繰り返します。できれば鼻から呼吸します。

以上が健口体操の流れになります。

毎日、継続して行うことが大切です。食事の前の準備体操として楽しみながら行ってみてください。

楽しい食事、会話、笑顔のために今日から健口体操を始めてみてください!