東広島市の歯科 川口歯科医院
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口腔乾燥症(ドライマウス)について

2020年12月11日 金曜日

 

 

口腔乾燥症(ドライマウス)とは、様々な原因で唾液の分泌量が低下し口の中が異常に乾燥している状態をいいます。

唾液には、自浄作用、消化作用、抗菌作用、粘膜保護作用があり、口の中を守る大切な役割があります。

唾液の量が低下してしまうと、口が乾く、ねばねばする、しゃべりにくい、飲み込みにくい、味覚がおかしい、口の中や舌が痛い、ひりひりとした痛み、入れ歯が入れにくいなどといった症状が出てきます。

原因として、糖尿病や甲状腺機能障害、シェ-グレン症候群などの疾患によるものがあります。

抗うつ剤や、抗不安薬、降圧剤などの薬の副作用もあります。

その他に、脱水、口呼吸、ストレスが挙げられます。

口呼吸をやめ、こまめに水分をとる、よく噛むこと、ストレスをなくすなど生活習慣を改善することで症状が軽くなる事があります。

唾液腺の刺激につながるよう噛む回数を増やしてみてください。果物や野菜は口の中の清掃作用のある食べ物なので摂り入れましょう。適度な運動や、歌をうたうこともストレス解消につながります。

前回紹介させて頂いた、健口体操を行って頂くと唾液の分泌を促します。唾液腺をマッサージする方法、舌や口腔周囲を鍛える方法を行ってみてください。ガムを噛むこともおススメです。

口腔ケア商品もございます。口の中を保湿する保湿ジェルや保湿スプレーを粘膜に塗布することで口の中が潤います。

リップクリームを唇に塗布し乾燥を防ぎましょう。

 

 

お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。