東広島市の歯科 川口歯科医院
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混合歯列期

2021年4月13日 火曜日

こんにちは!歯科衛生士のSです。

今回は、混合歯列期についてお話しします。

混合歯列期とは、乳歯と永久歯が混合している時期をいいます。6歳〜12歳頃にあたります。

この時期は、乳歯の小さい歯、永久歯の大きい歯があったり、高さも不揃いで、歯垢が溜まりやすいです。でこぼこしているので歯磨きがとても難しく、虫歯ができやすい時期になります。また、生え変わったばかりの永久歯はまだ柔らかく、酸に対する抵抗力が弱いため虫歯になりやすいです。生えてきた歯へはフッ素塗布がとても有効です。

 

虫歯予防のためには、歯磨きに加えて砂糖の入った食べ物や飲み物に注意が必要です。砂糖は虫歯菌の大好物です。一番良くないのは、ダラダラ食べです。甘いものをダラダラ口にするしてしまうとそれだけ虫歯リスクが高くなってしまいます。間食は時間を決めてる摂るようにしてください。間食の後もできたら歯を磨いてくださいね。難しい場合は、間食の最後にお水やお茶を飲んで口の中に残っている食べかすを流すようにしてください。クッキーやチョコレートのような歯にベタベタくっつきやすいお菓子は虫歯になりやすいです。反対に、砂糖は入っているけど、ゼリーやアイスクリームのような歯にくっつきにくいお菓子の方が虫歯にはなりにくいと言われています。水分が多く含まれているリンゴなどの果物類は口の中の清掃作用もあるので間食にオススメです。虫歯にしないためには、間食の選び方も大事です。

 

混合歯列期は歯磨きが難しく虫歯にもなりやすい時期です。乳歯から永久歯へとお口の中が変化していく時なのでお子様のお口の中をよく観察してみてください。

気になる事や心配な事がありましたら早めにご相談ください。