東広島市の歯科 川口歯科医院
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スポーツ飲料と虫歯

2021年8月3日 火曜日

皆さまこんにちは!

歯科衛生士のSです。

8月に入りますます暑さが厳しくなってきました。

とにかく毎日暑いですね!!!!

連日の猛暑で心配なのは熱中症ですね。

熱中症対策としてスポーツ飲料を飲まれる方が多くいらっしゃると思います。

スポーツ飲料は熱中症対策にとても効果的な飲料ではありますが、糖の含有量がとても多く過剰に摂取してしまうと、虫歯や糖尿病になるリスクが高くなってしまいます。

 

スポーツ飲料は、酸性が強いためお口の中に入ると中性だった口の中が酸性になります。お口の中が酸性に傾くと歯の表面のエナメル質が溶けて虫歯になりやすい状態になります。

さらに、スポーツ飲料にはたくさんの糖が含まれています。

500㎖に、なんと約30gの砂糖が含まれています。30gというとステックシュガー約10本分です!

コーヒーにステックシュガーを10本!と思うと……すごい量ですね。

それだけたくさんの砂糖が含まれています。

酸性の強い飲料はエナメル質を溶かし、さらに虫歯菌が砂糖を餌に増殖し虫歯ができます。

部活動でスポーツをしているお子さんはスポーツ飲料を飲む機会が多いと思います。その場合は水で薄める、水と交互に飲むなど工夫をしてください。

最近小さなお子さんがスポーツ飲料を手に持っている姿を見かけます。

歯科衛生士の立場からすると、虫歯になってしまわないか心配になってしまいます。

日常生活ではミネラルが含まれた麦茶で十分です。こまめに飲むことをお勧めします。

スポーツ飲料は上手に活用し、暑い夏を乗り切りましょう!