東広島市の歯科 川口歯科医院
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歯肉退縮について

2021年12月7日 火曜日

皆様こんにちは。歯科衛生士のSです。

12月に入り寒さが厳しくなってきましたね。

今年も残すところあとわずかになりました。

 

今回は「歯肉退縮」についてのお話です。

「最近歯が長くなったような気がする。」

「歯茎がさがってきたような気がする。」

という声をよく聞きます。

歯肉退縮とは、歯の周りの歯肉がさがって歯根表面が露出した状態をいいます。

歯肉退縮が起きると、歯根が露出する事によりしみるような痛みが出たり、歯と歯茎の間に隙間ができ食べ物が詰まりやすくなります。根面はエナメル質よりも酸に溶けやすく虫歯になりやすいです。

歯肉退縮の原因としては、ブラッシング圧・過度なブラッシング・歯ぎしり・食いしばり・加齢などがあります。

研磨剤の入った歯磨剤をたっぷりつけて、硬い歯ブラシでゴシゴシ強く磨いていると歯肉を退縮させてしまいます。

磨く時に力が入ってしまう方は、歯ブラシを握って持っておられる方が多いです。持ち方をペンを持つように変えてみて下さい。ペングリップで振動させるように細かく動かすと力が入りにくくなります。

研磨剤が入った歯磨き粉をたくさん使うと歯肉への負担が大きくなるので使用量を少なくしてください。

電動歯ブラシををお使いの方は、不適切な使用によって歯肉退縮が進んでしまうこともあるので注意が必要です。

歯磨きの仕方を変えることで歯肉退縮を予防することができます。

歯肉退縮が気になっておられる方はご相談ください。

それではまた